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知っていれば損しない!岐阜市の解体費用を左右する重要ポイント

「うちと隣の家、大きさは同じくらいなのに、解体費用の見積もりが全然違う…」
そんな疑問を感じたことはありませんか?
解体費用が「よく分からない」という漠然とした不安は、計画の第一歩をためらわせてしまいますよね。でも、ご安心ください。
この記事では、なぜ同じような家でも費用が変わるのか、その明確な理由を3つの重要ポイントに絞って解説します。
Point1:家の「骨格」と「健康状態」- 構造とアスベストの有無
解体費用の基本となるのが、建物の「構造」と「アスベストの有無」です。これらは建物の履歴書とも言える重要な要素です。
構造による費用の違い
まず、建物が何でできているかによって解体の難易度が変わります。
- ・木造: 一般的に最も解体しやすく、費用も比較的安価です。
- ・鉄骨造・RC造(鉄筋コンクリート): 頑丈である分、解体に専用の重機や多くの時間を要するため、木造に比べて費用が高くなる傾向にあります。
見逃せない「アスベスト」の存在
さらに、古い建物で特に注意が必要なのが「アスベスト(石綿)」です。
2006年(平成18年)9月に製造等が全面禁止されましたが、それ以前に着工された建物には使用されている可能性があります。 解体工事に先立ち、アスベストの有無を確認する「事前調査」は法律で義務付けられています。
もし調査で含まれていると判明した場合は、専門の資格を持つ作業員による厳格な除去作業が必要となり、費用が追加されます。
境石綿(アスベスト)問題への取組 | 大気環境・自動車対策 | 環境省
Point2:「現場の環境」- 道路の幅と隣家との距離
建物の状態と同じくらい費用に大きく影響するのが、現場の「立地条件」です。「壊す作業」そのものよりも、「どうやって作業するか」がコストを左右します。
道路の幅が狭いと高くなる理由
解体作業では、効率を上げるために大型の重機やダンプトラックを使用します。
しかし、家の前の道路が狭く(目安として幅4m未満)、車両が入れない場合は「手壊し解体」の割合が増えます。 重機なら短時間で終わる作業も人力で行う必要があり、また小型トラックでの運搬往復回数も増えるため、工期が延び、その分人件費や運搬費が割高になります。
隣家との距離と養生費
また、隣の家との距離が非常に近い場合も注意が必要です。
騒音や粉塵が隣家に飛ばないよう、通常よりも慎重な養生(シートで家を隙間なく覆う作業など)が求められます。また、重機の操作にも細心の注意が必要になり作業スピードが落ちるため、これも費用が上がる一因となります。
Point3:「家以外」の撤去物 – 忘れがちな付帯工事

「家の解体」と聞くと、建物本体を壊すことだけをイメージしがちですが、実はそれ以外の撤去費用も発生します。これを「付帯工事」と呼びます。
意外とかさむ付帯工事の例
以下のようなものは、通常、建物の解体費用とは別に見積もられます。
- ・ブロック塀: 敷地を囲っているものすべて
- ・庭の造作物: 庭石、灯篭、池など
- ・植栽: 植えられている樹木や生垣
- ・外構設備: 物置、駐車場のカーポート、土間コンクリート
「見積もりを見たら、思ったより高かった」というケースの多くは、この付帯工事の項目が見落とされていることが原因です。 逆に言えば、「庭石1つ」「カーポート1つ」からでも対応可能な業者が多いのも事実です。ご自身の空き家の周りに、何があるか事前にリストアップしておきましょう。
費用を賢く把握するためのチェックポイントまとめ
ここまで解説した3つの要因を踏まえ、ご自身でできるチェックポイントをまとめました。
これらを事前に確認しておくだけで、業者から提示された見積もりの内容を深く理解できるようになり、不要な費用を払うリスクを減らせます。
- 建物の構造を確認する
- ・建築時の資料などで「木造」「鉄骨造」などを確認しましょう。
- 築年数を確認する
- ・2006年以前の建物なら、アスベスト調査が必要になる可能性を念頭におきましょう。
- 家の前の道路幅を確認する
- ・Googleマップの航空写真などでも、おおよその幅は確認できます。「大型トラックが通れるか?」がひとつの基準です。
- 撤去したい付帯物をリストアップする
- ・ブロック塀、庭木、物置など、家以外のものを全て書き出してみましょう。
これらの情報を持って業者に相談することで、話がスムーズに進み、より納得感のある解体計画を立てることができます。
よくある質問
記事の締めくくりとして、解体工事に関してよく寄せられる質問にお答えします。
Q. アスベストが含まれているかどうかは、どうすれば分かりますか?
A. 専門の資格者による事前調査が必要です。設計図書での確認や、現地で建材を採取して分析を行います。解体業者に相談するのがスムーズです。 ※岐阜市ではアスベスト対策(主に吹付けアスベスト等)に関する補助金制度がある場合があります。対象となる条件や募集期間が限られているため、必ず契約前に市の建築指導課や解体業者にご確認ください。
民間建築物吹付けアスベスト対策補助事業|岐阜市公式ホームページ
Q. 家の前の道路が狭いと、費用は具体的にどれくらい高くなりますか?
A. ケースバイケースですが、重機が使えず手作業がメインになると、機械施工に比べて工期が長くなり、総額で数十万円単位で高くなる可能性があります。複数の業者から見積もりを取り、作業方法(手壊しか、重機併用か)と費用の内訳を比較検討することが重要です。
Q. 家の中に残っている家具や家電(残置物)も一緒に処分してもらえますか?
A.はい、対応可能な業者は多いですが、注意が必要です。家庭から出るゴミは「一般廃棄物」、解体工事のゴミは「産業廃棄物」と法律で明確に区別されています。 これらを適正に処理するためには、一般廃棄物の収集運搬許可を持つ業者(またはその提携業者)に依頼する必要があります。費用を抑えるためには、市の粗大ゴミ回収を利用するなど、できるだけご自身で事前に片付けておくことをお勧めします。
Q. ブロック塀をすべて壊さず、一部だけ残すことは可能ですか?
A. はい、可能です。どこからどこまでを撤去し、どこを残すのかを、見積もり依頼の段階で業者に明確に伝えることが重要です。図面や写真で指示すると、認識のズレが防げます。
まとめ
いかがでしたか?
「なぜ解体費用は変わるのか」という漠然とした疑問が、具体的な3つの要因(①建物の構造と状態、②立地条件、③付帯工事)によって明確になったのではないでしょうか。
そうです、費用が変動するのには、必ず理由があるのです。
そして、その理由が分かれば、見積もりを見てただ不安になるのではなく、「この項目は、道路が狭いから高くなっているんだな」と冷静に内容を分析し、業者と対等に話を進めることができます。
解体費用は、決してコントロールできないブラックボックスではありません。
正しい知識を身につけることで、ご自身で納得のいく計画を立て、長年の悩みだった空き家問題解決への、力強い一歩を踏み出すことができるのです。
まずはご自宅の状況をチェックリストに沿って確認することから、未来の安心に向けた第一歩を始めてみましょう。
もし、気になることがございましたら、ぜひ私たちにお気軽にご相談ください。




